神戸市北区HM様邸塗り替え工事 モニエル瓦の塗り替え

築30年のHM様邸の屋根には現在は製造終了している乾式コンクリートのモニエル瓦が葺いてありました。何カ所か瓦がずれていたので、屋根屋さんが事前に補修してくれていました。落ちて砕けてしまっていれば補修も出来ないところでしたが、ずれているだけなので位置を戻してコーキングで固定するだけで済みました。

モニエル瓦の塗り替えでは塗り替え後、年数が経過してから、新塗膜が既存スラリー層https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC%E5%B1%A4%E3%81%A8%E3%81%AF&sca_esv=8aea90bc2dc45c94&sxsrf=ADLYWIKk8Hm8XmkuxIUPB04eHt1pXsD0zQ%3A1728266858927&source=hp&ei=akIDZ5HyNeGVvr0Pl–hkAM&iflsig=AL9hbdgAAAAAZwNQem-mVgD-BI0FT4F-GjYs99UhgbNW&oq=%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC%E5%B1%A4&gs_lp=Egdnd3Mtd2l6Ig_jgrnjg6njg6rjg7zlsaQqAggAMgUQABiABDIFEAAYgAQyBRAAGIAEMgYQABgeGA8yCBAAGIAEGKIEMggQABiABBiiBDIGEAAYBRgeMgYQABgFGB4yBhAAGAUYHjIGEAAYBRgeSO5SUO8NWME7cAJ4AJABAJgBVKAB5gSqAQE4uAEByAEA-AEBmAIKoAKEBagCCsICBxAjGCcY6gLCAgQQIxgnwgINEAAYgAQYsQMYgwEYBMICBxAAGIAEGATCAgoQABiABBixAxgEwgIKECMYgAQYJxiKBcICEBAAGIAEGLEDGIMBGAQYigXCAggQABiABBixA5gDBJIHAjEwoAetHg&sclient=gws-wizから剥がれることがあるので、オリエンタル塗料のマイティーシリコンという乾式コンクリート瓦専用の屋根塗料を使用して塗り替えます。この塗料は素地に塗料を浸み込めせることで着色するので塗膜の剥離が起きません。

最も大切な塗り替え工程は高圧洗浄になります。メーカーの仕様書では高圧洗浄後に軍手で瓦表面を拭いて色粉が軍手に付かないくらいにしっかりと洗浄するようにと書いてあります。

門下塗装では屋根の高圧洗浄は飛散防止の円盤が先端についている屋根用の洗浄ガンを使用することが多いのですが、今回のモニエル瓦の高圧洗浄では飛散はするのですが最も洗浄力の高いターボノズルを使用して洗浄しました。

その後、完全に乾燥させてから上塗りを刷毛とローラーで塗っていきます。

1回目の上塗りは希釈率20%で、2回目と3回目は無希釈で塗装します。

   

マイティーシリコンの仕様書https://oriental-toryo.jp/wp/wp-content/uploads/2020/11/standard_202308revision.pdfでは上塗りを2回塗りとなっているのですが、私の経験上2回塗りでは塗料の耐候性がさほど良くない気がするので(あくまでも経験上の主観です)3回塗りで仕上げるようにしています。

1回目が塗り終わった状態と2回目が塗り終わった状態、そして2回目と3回目が塗り終わった状態では仕上がりが全く違います。

モニエル瓦に限らず、日光を浴び続け雨もしっかりとかかる屋根の塗装は外壁と比べるて耐久性が良くないです。

3回塗ることもよくなっていれば施工する側としてもうれしいです。しかし同じ屋根のここまでは2回塗りでここからは3回塗りでという風に塗り分け劣化具合を比べることは出来ないので、塗装回数による経年劣化による耐候性の違いは確認できていません。

しかし、5年10年経っても施主様との付き合いを続けることが出来る地域密着の直接施工店だからこそのこだわりだと思っています。

 

2024年10月
« 9月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031