ウレタン防水密着工法とウレタン防水通気緩衝工法での防水 N様邸改修工事

神戸市垂水区のN様邸には大型のルーフバルコニーが北面に普通のバルコニーが南面にありました。どちらのモルタルの下にも防水層がありましたが、どちらも過去の工事で防水がされていたためのですが、ルーフバルコニーはウレタン防水層が活きていて、南面バルコニーの防水層は剥がれてしまっていました。
ウレタン防水層が活きていて膨らみなどがなかったルーフバルコニーはウレタン防水密着工法で、密着工法では膨らみが起きるリスクが高かった表面に防水層がなくなっていた南面バルコニーには通気シートと脱気筒を取り付ける通気緩衝工法でウレタン防水します。

以下は既存防水層が活きていたルーフバルコニーの防水工程です。

立上りの一部などで浮いていたウレタン防水塗膜をケレンしてから、清掃しました。

清掃後にウレタン防水プライマーを刷毛とローラーで塗ります。

プライマーが乾燥後には中塗りの1回目を塗ります。ウレタン防水の中塗りは硬化乾燥まで時間がかかるので、中塗りの2回目は翌日以降になります。

2回目の中塗りも時間をかけて乾燥させ、翌日にトップコートを塗りました。

これでルーフバルコニー土間防水は終了です。

南面のバルコニー土間は既存防水層がかなり剥がれていました。モルタル下にアスファルト防水層があったので、脱気筒を設置するウレタン防水通気緩衝工法で防水します。

まずは脆弱な既存防水塗膜を除去し、下地調整を行います。

下地調整後カチオンフィラーが乾燥してから、プライマーを塗ります。

次は改修用鉛ドレンを仕込み、通気緩衝シートを貼り込みます。

 

平面部分の通気シートを貼り終えると、次は立上りの強化メッシュシート貼りです。

この後は密着工法と同様の仕様で、中塗りを2回塗りし、その後トップコートを塗ります。

 

密着工法と比べると何工程か増えましたが、これで施工後永く安心できる防水が出来ました。
最後には玄関ポーチ上のフラットルーフです。この下は玄関軒天なので、万が一水が回っても階下で雨漏りすることはないので、水性塗布防水で防水しました。

防水工事は自社職人ですることもあるのですが、今回は面積も多く、自社職人では施工できない通気緩衝工法もあったので、協力業者の防水工に来てもらって施工しました。

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